1月25日木曜日、8:45~12:00頃まで、あい・うみ・はなぐみの親子で遊ぼうを行いました。今年度3回目、年度末ということで、懇談会も行い、さらに、子ども達もクラスでの生活にすっかり慣れ、友達や保育者と楽しんでお昼を食べているところなので、保護者の方にもその様子を見ていただきながら、こども園の給食を体験してもらう、給食試食会も取り入れ、盛りだくさんな1日でした!
まずは、各クラスの懇談会の様子です。保育者側から園での様子や子ども達の1年間の成長、クラスどして大切にしてきたことを伝えたり、保護者の方からの悩みや、疑問等を聞いたりしながらすごしました。
あいぐみでは、少しずつ自分の世界から外の世界へ目が向いてきたことによって友達同士の関わりが見られるようになったこと、その影響もあって噛みつき、ひっかきが出てきたこと、イヤイヤ期のことなど。
うみぐみでは、できることが増えてきたことから、「じぶんで」と言って何でもやりたがるようになってきた反面、自分でできるけれど甘えたい思いも強く、相反する感情の揺れ動く時期に入ってきた、ということ、トイレトレーニングについての話題。
はなぐみでは、日々子ども達が好きな遊びを自分で選んで思う存分楽しめるような、子どもが主体の保育について、3歳児クラスへの移行、生活の仕方について。
それぞれ園の様子を聞いて安心した、と言う声が聞かれたり、同じ年代の子をもつ保護者同士語り合い、わきあいあいとしている姿が見られたりしました。
懇談会が終わり、親子で一緒に体操です。今年度3回目ということもあり、保護者の方も、元気いっぱい身体を動かしてくださいました。
次に、各クラスごとに部屋や遊戯室で過ごしました。
あいぐみは、部屋で洗濯ばさみのおもちゃや、大きな紙になぐり描き、パズルなどをしました。指先の力や、手の力がついてきて、力強く描いたり、洗濯ばさみをはさんだりするようになっており、その様子を見てもらいながら、保護者の方と一緒の時間を楽しんでいる様子でした。
うみぐみでは、「リズム遊び」を行いました。ピアノの音に合わせて走ったり、飛んだり、転がったりと耳と全身で動き、様々な身体の使い方を覚えていく遊びです。
軽々こなす子ども達ですが、大人にはなかなかつらいもの。それでも、わが子と一緒なら、とたくさん動いてくださる保護者の方々でした!
はなぐみは、1階の遊戯室を使ってボーリングや簡単なカードゲームなどのゲームコーナーを楽しみました。
「これやりたい!」「私が読んであげる!」と、まるで自分たちの場所に大人を招待したかのような口ぶりのはなぐみさんでした。
最後は昨年に引き続き、「遊び塾はらっぱ」の荒牧光子先生をお招きして、ふれあい遊びをしました!
楽しいギターと歌で登場した荒牧先生、「あらちゃん」に、子どもも大人も一気に引き込まれ、手作りの紙芝居や、戌年の手遊び、絵本や他家族との仲間作り遊びなどなど、あっといまの30分を満喫しました。
楽しい中にも、
「人数に入れない人はだめ!じゃなくて、ちょっとくらいいいよ、って言ってあげよう、子ども達にはそういう思いやりを伝えよう」
「子ども達は大人をよ~く見ているから、まずは大人が楽しく声を出していこう」
「人生、悲しい時(しくしく=4949、4×9=36)もはっはっは(8×8=64)と笑おう。それで100%だよ」
などなど、心に響く言葉がきかれ、心温まる素敵な時間となりました。
また、今回の親子で遊ぼうは地域活動事業にもしており、地域から6名の親子が参加してくださいました。親子で参加する行事の雰囲気を感じていただけたように思います。
給食試食会では、保護者の方も一緒に食べるということで、普段とは少し雰囲気は違ったかもしれませんが、子ども達の日常を見てもらうと共に、栄養士も入ってレシピを渡したり、好き嫌いのことを話したり、食事のことを話す時間にもなりました。
午前中の短い時間ではありますが、保護者の方と一緒の特別な1日を、子ども達も嬉しそうに過ごしていました。