保育理念・保育方針・保育目標
こども園設置ポリシー
植草学園の建学の精神(徳育教育=心の教育)を保育の基本として、一人一人の子どもの最善の利益を考慮し、人格形成の基盤と未来を拓く力を培うこども園とする。 また、こども園の社会的役割を認識し、人と人とのつながりを大切にした豊かな社会づくりに貢献する。
教育保育目標
主体的な「遊び」を通して、心身ともに健やかで感性豊かな子どもを育む
<具体目標>
- やさしく思いやりのある子
- 健康でたくましい子
- 自主性と創造性をもつ子
基本方針
- 一人ひとりの子どもの発達と特性を踏まえ、発達の連続性を考慮した個別的な関わりに努める
- 保育教諭等や友達との安定した関係や、豊かな体験、経験の中で自分らしさを発揮できる生活にしていく。
- 健康、安全、生活のリズムに配慮し落ち着いた日々の生活を通して望ましい生活習慣の定着を図る。
- 多様な人との関わり及び地域との関わりを通して社会性や道徳性を養う。
- 「楽しい食事、おいしい食事」を基本として、食に関わる体験を積み重ね食を営む力の基礎を養う。
- 保護者との信頼関係を築くと共に保護者同士のコミュニケーションを推進し園全体として子どもの育ちを支える。
地域貢献、子育ての支援、大学附属園としての役割
- 地域社会や専門機関との連携を緊密にして、地域の子育て支援の拠点としての活動を行うとともに、地域社会の活性化に寄与する。
- 植草学園の附属園として、実習生の受け入れや研究・研修等に積極的に関わり、大学・短期大学との協働を進める。
“大きな紙にみんなでお絵かき” |
保護者との連携
子どもの育ちを保護者と共有し、今その子にどのように関わることが必要なのかを一緒に考えながら保育をすすめていくことを目指しています。個人面談・親子で遊ぼう・懇談会等いろいろな場面を通して子どもの心持ちに気づき、応えていかれるよう細やかな連携を図っています。
食事への取り組み
食事は、楽しくおいしく、そして子どもが自ら食べる意欲をもてるよう環境の工夫をしています。発達に応じた食具・食器を使用し、旬の野菜や色とりどりの食材で子どもたちが喜んで食べる給食を作っています。経験豊かな栄養士が子どもの咀嚼や嚥下の様子に配慮しながらバランスの良い献立を作成しています。食物アレルギーへの対応は、主治医の指導を基に保護者と連携を取りながら進めています。3時のおやつもほぼ毎日手作りのメニューで、子どもたちの楽しみの一つです。 また、生活ごよみに併せて、行事にちなんだ食事やおやつの工夫もしています。日々の給食とはちょっと違う雰囲気やメニューを考え、楽しく豊かな食事の時間を過ごしています。
菊の節句(お花の形に盛りつけたちらし寿司) |
地域活動事業への取り組み
こども園の役割の一つとして、子育て家庭への遊び場の提供や、相談機能の活用、またその環境を通じて人との関わりの拡がりを支援することが求められています。 地域の在宅親子に来ていただき、一緒に遊んだり講師を依頼して育児講座を行ったりしています。
植草学園大学・植草学園短期大学・子育て支援教育実践センター「こいっく べん」と共同しながら、地域の子育て支援に取り組んでいます。