先日のお楽しみ会では、歌やダンスをしたり、サンタさんの登場で大いに楽しんだ子どもたち。“みんなで一緒って楽しい”ということを感じている年度の後半です。
年長の子どもたちは係も行い、さらに自信がついたようです。また、月齢や発達を考え、今年度のお楽しみ会には2歳児のはな組も参加をしました。
そのこともあって、会を終えた後ほし組のお友だちから「小さい子たちにお歌のプレゼントがしたい!」という声が上がりました。
担任同士話し合い、早速22日に実現しました。おはよう広場のあと、いつもは外に行くところですが、「今日はお楽しみがあって、ゆうぎしつにお兄さんお姉さんが来てくれるんだって」という担任の言葉にわくわくした表情を浮かべ「なになに?」ときょろきょろ周りを見渡します。
ほし組が来て、クラスの名前を呼んでみると、ほし組もはな組も大きな声で返してくれ、興味津々、といった様子が伝わってきました。
そして、【ありがとうの花】【ね】【おめでとうクリスマス】の3曲を歌ってくれました。2歳児としてはなかなかなじみのない曲でもありますが、身体をゆらしたり、手拍子をしたり、じーっと見つめたり…様々な様子で聞き入っていました。
歌が終わると、なんと感想の質問タイム!「どうだった?」とのインタビューにそれぞれの言葉で「嬉しかった」「楽しかった」「かっこよかった」「すごかった」と答えてくれました。他者からの質問を聞いて理解し、自分の思いを考え、その思いを言葉にして相手に伝えるということができるようになってきているはな組のお友だちに本当に驚きました。言わされるのではなく、自分の心で感じて、それが楽しかったからこその姿なのだと思います。
最後ははな組もよく知っている「クリスマスの歌が聞こえてくるよ」のダンスを一緒に行いました。ペアになるダンスですが、自然に子ども同士誘い合い、ほし組とはな組の輪がたくさんでき、お互いに手を繋いで嬉しそうでした。
普段は1階と2階でそれぞれ過ごしている子どもたちですが、こうして触れ合ったり、日常園庭などで一緒に遊んだりする中でお互いを意識し、刺激しあっていることを感じた一場面でした。