夏になり、給食のメニューには旬の「とうもろこし」がよく出てくるようになりました。子どもたちも大好きなとうもろこしですが、「コーン」の状態になっていたり皮がむかれているものも多かったりして、なかなか普段、1本まるまるの「とうもろこし」に触れる機会が少ないのではないかな、と思います。
そこで、八百屋さんから届いたとうもろこしの皮を、子どもたちにむいてもらいました。この日は、2歳児はな組さんが皮むきをしてくれました。
初めのうちは「やってー!!」という声ばかりで、難しかったかな…?と思いましたが、保育者がむいているところを見て少しずつ理解し、一生懸命むいてくれました。
慣れてくると「バナナみたい!」という子や「おひげがすごいね」という子、黄色い部分が見えてきて「でてきたー!!」と喜ぶ子が出てきて、だんだんと子どもたちが楽しんで皮むきをしているように感じました。
何本もたくさんむく子や、むき終わった1本をずっと大事に持っている子、むいて終わったらすぐに遊びに戻っていく子など様々でしたが、最後までむいていた子たちが、給食室まで届けに行きました。
むいたあと「焼いたらおいしいよね」「こげてるのあるよ」などととうもろこしの料理の話で盛り上がりました。給食に出てくると「〇〇ちゃんがむきむきしたやつ!」と誇らしげな子どもたちでした。
午前中に皮むきを行い、すぐに給食ででてきたことで、目に見えて食に繋がる体験ができたと思います。今後も皮むきに関わらず日々のなかで、様々な食体験ができるといいな、と思います。