3歳児にじ組の子どもたちは、最近「ピタゴラ」というコースを作ってビー玉を転がすおもちゃが好きでよく遊んでいるのですが、そのビー玉が転がって、ピアノの下に入ってしまいました。
「行っちゃったー」とピアノの下を眺めたり手を入れようとしたりしますが、出てきません。どうするのか見ていると「これならどうだろう!!」と、細長い積み木を持ってきて、ピアノの下に入れていました!
最初は、ビー玉ではなく、いろいろなおもちゃが出てきました。ピアノの下を見てみると、暗くてビー玉がどこにあるのかわからず「先生、電気つけて」とのこと。保育者がライトを照らすと「あった!!!」と大興奮。
結局、いろいろ試行錯誤しながらたくさんのものを取り出すことができました。
3歳児といえど、多くのことを考え、行動に移しているのだな、と感じた瞬間でした。大人が手を出すことは簡単ですが、考えて、試して、失敗して、次の策を考えて…という子どもたちの学びの機会を奪わないよう、見守っていきたいです。
2022年9月2日|植草 弁天こども園