毎年、植草学園大学の共生の森(ビオトープ)にある田んぼでもち米が作られ、冬の「ビオトープ祭り」でそのもち米を使って餅つき会をしています。また、1月にはこども園でも毎年餅つき会を実施しています。
しかし今年度は感染症の関係でこども園の餅つき会は中止、ビオトープ祭りも食べ物の提供は中止となり、とても残念でしたが、ビオトープで出来上がったもち米を弁天こども園の子どもたちにいただけることになりました!
園長先生が籾摺り、精米をし、副園長先生がお米をふかしてくれて、もち米の試食会ができました!
また、もみ殻つきのお米や、いつものうるち米、玄米などいろいろな段階があることも知ることができました。
実際に食べてみると…
年少さんは「おいしい」「かたい」「甘い」など味の感想を言ってくれました。
年中さんはさらに「色が違う」「ちょっとべたべたする」など、見た目や触り心地を教えてくれました。
年長さんは「もち米の方が甘い」「匂いがちがう」「いつものご飯と混ぜるとおいしい」と、普段のお米と比較した話もしてくれました。
餅つきができなくても、特別にビオトープのお米をもらい、実際に五感を使ってもち米やご飯に触れる機会がつくれたこと、それと合わせて正月の話などができたことは、子どもたちの興味や学びに繋がるいい経験となったと思います。
2020年12月24日|植草 弁天こども園