こども園の園庭に子どもたちの声が戻ってきました。
子どもたちも登園後の手の消毒、遊びを終えた後の手洗いなど、
こまめな対策をしながらの、こども園の生活の再スタートです。
給食の際にも、年長児は2階の広い遊戯室をランチルームにして
年中児はランチルームに移動した年長クラスの部屋を借りて2つの部屋で
年少児は広くなった保育室を十分に活用しながら食事をしました。
3未満児クラスでも、部屋を分けたり、保育者の使い方を工夫したりしながら
3密を少しでも回避できる方法を検討しながら保育をしています。
今日は4歳児クラスのプランタからエダマメが芽を出しました!
先週の木曜日にエダマメ好きな担任がまいた種です。
今年は、苗の植え時、種のまき時が休園中でもあったので
先生たちが育ててみたいものを育ててみようということになりました。先生が「芽が出た!」と喜んでいると
クラスの子どもたちも、先生が喜んでいることに喜び
「すごいね!」と「写真撮らないと!」と!
子どもたちが面白いと思うことに共感する保育者と
保育者が面白いということに共感する子どもたちと
土が膨らんでいる部分を指さして「ここからも芽が出るかな」と先生が言うと
「そうだね、こっちにも種みたいなのが見えるよ」と子どもたち。
「学び」は他者の関心事に自分も心を寄せるところからも始まります。
「写真にとらないと!」と記録の方法とうれしい気持ちの記憶を手にできる子どもたちです。
エダマメがこれからどのように子どもたちの記憶に残るものになるのか、
そのドラマが楽しみになってきました。 (園長)