今年度初めての地域活動は千葉市の歯科衛生士さんによる歯磨き指導でした。
歯磨き指導は園で初めての試みでしたが「歯磨き指導ってなかなかないから遠くから歩いて来ました!」
という声が聞かれたり終了後に熱心に質問している方がいらしたりして、開催してよかったと感じました。
千葉市より歯科衛生士2名、保健師1名の方に来ていただきました。
11組の方が参加してくださいました。
「歯磨きを嫌がる」「泣く」と悩んでいる方も多い歯磨き。まずは普段から親子でたくさん触れ合うことが大切だと教えていただきました。子どもの鼻の下は非常に敏感であり、顔を触ることも嫌がる子もいます。普段から頭や顔を触ってコミュニケーションをとることで、歯磨きの時に触られることに慣れていける、とのお話でした。
また、歯磨きの時の姿勢として、小さい子を大人が覗き込むようにして寝かせることが多いですが、普段の遊びの時とは違い、顔が反対向きになるので、視線が変わり、恐怖に繋がるのだそうです。それも、普段から歯磨きと同じ姿勢で遊んでおくことで安心できる、とのことです。
左から2つは、まだ歯が生えていないときの遊びながら歯ブラシに慣れるためのもので、ゴムより毛のものがお勧め。
柄の長いものは、大人の仕上げ磨き用のもの。
柄の短いものは、歯ブラシに興味が出てきた子ども用のもの。
歯磨きはフッ素が大目のものがお勧め。歯が生えたら使ってよい。
歯ブラシにつける目安は「米粒1つ分くらい」
前歯の「ウラ」が要注意だそうです。
最後には衛生士さんが1人ひとりお口のチェック。
歯科相談をしてくださいました。
各年齢に合わせた歯磨きのポイントがかかれたポスターをいただきました。
千葉市では、月に1回歯磨き指導の日を設けていたり電話で相談に答えてくれたりするそうです。
家で悩むだけでなく、気軽に相談していうことが大切だと思いました。また、普段保護者の方とよく話しをする保育者にとっても、良い勉強となりました。