自分たちで好きな遊びを見つけて遊んだり、友達と協力して何かを作ったりすることが楽しくなってきた年中、年長のお友だち。そのような中で「おいしいものを作りたい」という声があがり、そらぐみでクッキングが行われることになりました。
この日作るものは「カップケーキ」です。子ども達に聞くと「りんご入れるよ」「全部芋にする!」「栗もあるよ」と教えてくれました。秋の味覚たっぷりのカップケーキの作り方は…
①混ぜる
②しぼる
③トッピングする です!
混ぜる段階では、先日行ったスイートポテト作りの経験がいかされ、友だち同士で協力しながら材料を入れたり、混ぜるときは友だちのボウルを押さえてあげたり。
次に、できあがった生地をしぼり袋に入れ、一人ひとりのカップにしぼり出します。しぼり袋の形が「にんじんみたーい」触ってみた感触を「ぷにぷにしてるー」などと様々な感想が飛び出していました。
最後はトッピングです。「お芋が好きだから全部お芋!」「りんごだけにする!」という1つにこだわる子がいたり、少しづつ全部の材料をまんべんなくのせる子がいたりと、子どもたちのそれぞれの思いがあふれるトッピングとなっていました。できあがったものを覗き込み、嬉しそうな顔も!
出来上がると、みんなで給食室まで運びます。自分の作ったものをなんとしても自分で届けたい!という思いから、ワゴンを押す役目をめぐって少しトラブルも…最後は元気に「お願いしまーす」との声が聞かれてほっと一安心でした。
普段と違うエプロン姿のそらぐみからわいわいと楽しそうな声が聞こえてきて、思わず小さいお友達ものぞきにきていました。
さて、給食室でじっくりと焼いてもらい、ついに届きました。届いたカップケーキに興奮気味の子どもたち。早速、「みんなにあげようよ!」との声が上がり、隣のにじぐみとほしぐみにも配りに行きました!
いよいよ食べる時間です!
「デザートにするー」と最後に大事にとっておいたり、食べるなり「外はカリ、中はモチ、だね!」と大人顔負けのリポートをしてくれる子がいたり!
やはり、自分たちで作ったものを自分で食べることが一番嬉しそうな子どもたちでした。